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慶應義塾OCW >> コース一覧 >> 経済学部 >> 廃棄と汚染の経済学(2004春-秋学期)

廃棄と汚染の経済学(2004春-秋学期)
【第4講義:動脈産業と静脈産業(2)】

4.1. 静脈技術の技術進歩
    4.1.1. 技術のダイナミズム
      ●経済成長の主要因は技術進歩
      ●動脈経済では市場評価が技術進歩を促進する
      ●市場評価の中心は、より大きな付加価値を生み出せるか否かということ
      ●環境制約のない市場では、バッズの削減は付加価値の増加に結びつかない
      ●静脈経済では技術革新のスピードが遅くなる
      ●顕在化した技術の技術革新のスピードは速い
    4.1.2. 顕在技術の技術進歩
      ●知識や技術には外部経済の効果がある
      ●顕在化した技術は外部経済効果に潜在技術よりも大きな付加価値をもたらす
      ●顕在化した技術は、周辺環境と適合して活用される
      ●顕在化した技術には学習効果が伴う
    4.1.3. 日本車はなぜ国際競争に勝ったか
      ●1960年代の公害規制の時代、日本は厳しい排出ガス規制を導入した
      ●昭和53年規制と呼ばれるこの規制で、排出ガス抑制技術は顕在化し、進歩した
      ●アメリカやヨーロッパ以上にこうした技術を発展させた
      ●こうした技術は波及効果を持った
4.2. 発展する静脈の世界
    4.2.1. 顕在技術と市場創造
      ●環境ビジネスは新しい市場を創出する
      ●しかし、動脈経済側の付加価値の減少と静脈経済側の付加価値の増加はどうバランスするかが問題
      ●しかし環境改善には、市場で測ることのできない経済厚生の増加がある
      ●環境評価は技術的に難しい、人々は環境価値を市場で表明しにくい、などの理由で付加価値は真の経済厚生を表さない
      ●潜在静脈技術が顕在化し、静脈経済が発展すると、市場の力が働くようになる
    4.2.2. エコ・ビジネスと静脈産業
      ●エコ・ビジネスもしくは環境ビジネスのカバーする範囲は広い
      ●自然環境を保全するあるいは修復する方向で産業を誘導することによってエコ・ビジネスを発展させることができる
      ●土壌汚染浄化も展開が見込まれるエコ・ビジネスの一つ
      ●つまり、環境規制や制約によって産業発展を期待することができる
    4.2.3. 調整過程の問題
      ●環境規制や制約によって恩恵を受ける産業・企業と、損失をこうむる産業・企業がある
      ●環境規制や制約にあわせて経済を変えるには調整費用のための費用が必要
      ●動脈経済の発展にあわせた静脈経済の発展を促すには、調整費用がかかる
      ●調整費用がかかることを嫌って環境規制や制約に反対する産業・企業がある
      ●しかしそうした行動は将来世代に大きな負債を残すことになる

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