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近代日本人生成史 ―近代における移動・移住と日本人のアイデンティティ(2004春‐秋学期)

【シラバス】
 近代という現代へと切れ目なしに続いている時間枠のなかで、後発の近代国民国家としての近代日本の形成過程で、どのように近代日本人の意識(イデオロギー、アイデンティティ)が形成されてきたのか、という問題を考える。形成史という聞き慣れない言葉を使うことの意味は、日本人という意識は、所与の文化資源を生活戦略に動員することから生成され、かつ不断に変化を続けるものである、という基本的な見方を取るからである。
 したがって、普遍的、本源論的日本人論からはなれ、固有名詞を持つ個人や集団が、日本人であるという意識を生成(再編)してゆくプロセスを、個別具体的な事例を歴史学的に再構成する作業を通じて、明らかにしてゆくことがここでの目的となる。
 授業は基本的に講義によって進められるが、授業の最後に質疑応答の時間をできるだけ設けるようにしたい。また、最後の数回は、それまでの講義の方法に準拠しながら、履修者各自が適宜素材を選び出し報告を行い、それについて全員で議論する場を設ける。従って、履修者は一方的に講義を聴講するのではなく、自分なりの問題関心を持ちつつ講義を聴講し、その中から関心のある素材を見つけだし報告を作成し、積極的に発言してゆくことが必要である。

【担当教員】

柳田利夫

 

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